導入前の課題(導入経緯)

当社が本制度の導入に向けて本格的に準備をし始めたのは、2014年の夏頃でした。 その頃はまだ社員20名･パート10名ほどの会社で平均年齢も若く、“老後”という言葉に実感がわかない社員も正直多かったのではないかと思います。
しかしながら、公的年金だけでは不安が拭えない昨今、会社の成長に伴い今後社員の増員も予想される中で、 退職制度が整っていない当社としては、入社した社員には安心して長く勤めて欲しいという思いもあり、本制度の導入を検討し始めました。

導入の決め手

確定拠出年金を導入する上で大きな決め手となったのは、やはり月々の掛金に対して所得税･住民税が非課税であること、 大きな負担となっている社会保険料が軽減できること、更に運用益も非課税であることでした。 また、企業型にすることにより、制度運用の費用や手続きの煩わしさなどを社員に負担させずに導入できる点も決め手のひとつとなりました。
また、導入を具体的に想定した際、まだ若い社員も多く導入時に実際どれくらいの加入希望があるか予想ができなかった為、 1名からでも加入できる点や未加入の者もいつでも加入ができ、掛金の設定も範囲内で任意設定できるという本制度が当社には合っていると思い、導入致しました。

導入効果

今後の事業拡大に伴い人材の確保も重要となってくる為、上場企業を中心とした大企業での導入が進んでいる本制度を当社も取り入れることにより、 採用活動でのアピールポイントになっているかと思っています。また、既存社員についても、節税や社会保険料の軽減などは非常に大きなメリットとなり、 会社としてこのような制度を導入することは福利厚生の一環として社員のモチベーションアップにも繋がると思いますし、 社員自身も一人一人が将来へ向けての資産管理を意識する良いきっかけになるのではないかと思っております。

導入事例一覧